矯正治療事例

当院での矯正治療例

○症例や年齢によって使用する矯正装置や治療期間は異なります。
○歯が動くためのスペースを作る必要から大人の歯の抜歯を行うことがあります。
○歯の移動状況によっては、途中で治療方針の再検討を行うことがあります。
○上下顎間関係に問題(上のアゴと下のアゴに前後的あるいは垂直的、左右的な不調和や問題)がある場合には成長発育を長期に管理する必要があります。
○口の周りの癖(舌の癖、口をポッカリ開けている癖)が不正咬合に影響しているような場合には、この癖に対するトレーニングやハビットブレーカー(癖を取るための矯正装置)を使用することがあります。
 


歯の移動を行うために、永久歯の抜歯(上下顎左右の小臼歯)を行い、マルチブラケットを使用して治療を行いました。その後、移動した歯が後戻りしないように保定装置を使用していただきます。


機能的矯正装置で前歯の反対咬合(逆に咬んでいる状態)を改善し、その後、夜間にチンキャップ(下顎の成長抑制)を使用しながら経過観察を行いました。成長終了後(男子で16歳頃、女子で14歳頃)にマルチブラケットによる仕上げを行いました(途中の成長発育の経過観察も含めて10年間通ってくださいました)。


舌癖が原因と考えられたために、この癖を除くために舌に対するトレーニングと夜間のハビットブレーカーを6ヶ月間先行使用してから、マルチブラケットと顎間ゴム(上下の歯にゴムをかける)により治療を行いました。


上の前歯を下げるためと下の叢生を解消するために永久歯(上下顎左右の小臼歯)の抜歯を行い、マルチブラケットと夜間にヘッドギアー(上の奥歯が前によってこないため)を使用していただきました。
最近はヘッドギアーに代わって、矯正用アンカースクリュー (矯正治療期間中、骨に埋入して、ここから矯正力を加えます)の使用も増えています。

○マルチブラケット:全ての歯にブラケットを接着して、それに矯正用のワイヤーを利用して歯の移動を行う方法です。症例や開始する年齢にもよりますが2年~3年装着装着が必要です。

 

外科矯正

上顎と下顎の大きさや位置が大きくズレてうまく噛み合わず、顔の形も歪んでくることがあります。
このズレの程度によっては、歯の移動(矯正治療)だけでは噛み合わせを治せない事があります。
このような場合、特に成長が終了した成人の方に対しては外科手術によって顎を正しい位置へ移動する
外科矯正を行う場合があります。

矯正装置
手術後、上下の歯がきちんと噛み合わさる為に歯を並べ替えておく必要がありますので、一般の矯正治療と同じ装置を使用します。

矯正料金
当院は顎口膣機能診断施設としての認定を受けておりますので、健康保険が適用されます。
※外科矯正の他にも厚生大臣が認める疾患に伴う伴う不正咬合に対しての歯科矯正治療は、保険適応が可能な医院です。

治療期間
患者様の噛み合わせの状態によって違いますが、下のような順序で治療を進めていくために合計で約3年程度かかります。
治療には1ヶ月に1度ほど通院して頂く事になります。

1.術前矯正:手術後に歯がきちんと噛み合わさるように歯を並べ替える必要があります。
2.手 術:大学病院などの専門の先生が手術を行います。
3.術後矯正:手術の後、微調整を行います。
4.保定:ブラケットは外しますが、取り外しができる保定装置を使ってもらいます(約2年)。
 

当院で外科矯正を行った症例