昔から「健やかな体に育つように」という願いを込めた言い伝えやおまじないは各地に多く伝えられています。
「上の乳歯を床下」に「下の乳歯を屋根上」へなげるのは、続いて生えてくる永久歯がその方向へちゃんと誘導されるようにというおまじないです。
また、その時に「ネズミの歯のように強くなーれ」や「ネズミの歯に変わーれ」という願いを込めることが多いようです。ネズミの歯が後から後から伸びてくることにあやかったとされています。
欧米には抜けた乳歯を枕下において寝ると、歯の妖精「トゥース・フェアリー」が集めに来て、代わりにコインをおいていくという言い伝えがあります。妖精はきれいな乳歯しか持っていかないということですから、虫歯予防のための戒めになっています。(テーマパーク8020一部抜粋)