1)6歳頃から大人の歯(永久歯)への生え変わりが始まります。
最初に生えるのは、下あごの第二乳臼歯の後ろに生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)で、その後12歳頃まで永久歯への交換が続きます。
*6歳臼歯はかみ合わせの要で、「歯の王様」と言われています。奥に生えることと、噛む面に溝があることから、汚れが付きやすく虫歯になりやすいです。
一生使う歯ですから大事にしてください。
2)歯磨きの基本は食事の後は、必ず歯磨きをする習慣をつけてください。夜の食事の後の歯磨きが特に大事になります(寝ている間に虫歯が進み安いので)。この時は丁寧に保護者磨きも行ってあげてください。
6歳以上になってきたらフッ素配合歯磨き剤を子供の歯ブラシの半分くらいのせて、歯磨きを指導してください。歯磨きの後のブクブクうがいも練習してください。フッ素が流れてしまわないようにうがいは1~2回くらいにとどめ、歯磨きの後の飲食は避けるようにしてください。
3)歯と歯の間の汚れはデンタルフロスを使いましょう
〇歯と歯の間にフロスを入れ、スライドさせながらゆっくりおろし、上下に数回動かしてください。歯茎にあたらないように注意してください。