母と子の歯育て5 3歳までに歯磨き習慣をつけましょう

赤ちゃんのむし歯はミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌によって引き起こされます。生まれた時の赤ちゃんのお口の中にはこのミュータンス菌はいません。

ミュータンス菌の多くは、お母様のお口から入ってくることがわかっています。

出産前にお母さまのミュータンス菌を0にしておくことが大切になってきます。

しないほうが良いこと」

 〇フーフーと息をかけて冷ました離乳食を与える

〇大人が口に入れたスプーンなどを赤ちゃんの口にいれる

〇お口にキスをする

歯磨きのこつ(仕上げ磨き)

「0~2歳」

ガーゼを指にまいて、ぬるま湯を含ませて赤ちゃんの歯をやさしくぬぐいます。

上の前歯が生えてくる頃から、歯ブラシを使用するようにします。優しく丁寧にしてあげてください。歯ブラシが歯茎に当たると痛いので歯磨きを嫌がるようになります。特に上唇の裏側にあるひだ(上唇小体)は歯ブラシが当たると特に痛がりますので歯ブラシを持っている手と反対の手の人差し指でガードすると良いです。

 

 

「3歳~」

奥歯も生えてきて溝に汚れがたまりやすくなります。保護者磨きを念入りにしてあげてください

(8020推進財団、母と子の歯育てより)

〇歯ブラシはヘッドが小さいものを選んでください

〇子供の頭をひざの上にのせて仕上げ磨きをするとやりやすいです。この時子供のあごを手で支えてあげてください。

〇歯ブラシは鉛筆を持つようにして、毛先を歯に対して垂直に当て、軽い力で横に小刻みに動かすようにしてください。