子どものむし歯(4) むし歯の特徴

〇子どもの歯(乳歯)は酸に弱く、歯の表面を覆っているエナメル質が薄く、柔らかいのでむし歯の進行が速いのが特徴です。

〇乳歯のむし歯は白く濁ったような状態から始まり、進行するとそのままの色で歯が軟らかくなり穴が開いてしまいます。歯の色からは一見むし歯でないように見えますので要注意です。

〇痛みに関しては、痛い日があっても、あくる日には感じなくなることが多いためにむし歯が大きくなって神経がでるまで気づかないことがあります。

「むし歯になりやすい場所」

〇上の前歯の間                         (ほ乳ビンでジュースなどを飲ませるとできやすいです)

〇歯と歯ぐきの境目                      (歯みがきの時に、歯ぐきに歯ブラシが当たると痛いので磨き残しが多くなります)

〇奥歯の溝、歯と歯の間                                            (歯ブラシが届きにくい場所になります)