歯の角(結節)

時々、歯に角があるのを見かけます。結節と呼ばれます。前から数えて、4番目、5番目の小臼歯と呼ばれる歯に見られることが多く、1つの歯に結節があると残りの7つの歯にもある可能性が高いとされています。

 

 

 

 

 

 

 

この結節は細くて華奢なので、ご飯を食べたり、歯ぎしりなどの外力で気づかない間に折れてしまっていることがあります。この結節のなかまで歯髄組織が入りこんでいると、折れることにより歯髄組織に炎症(神経が出る)が起こり痛みがでます。

むし歯もないのに痛い場合には、この可能性が疑われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対応としては、角(結節)を見つけたらできるだけ早期に折れないように補強した上で、少しづつ削って折れない高さまで低く調整してやる必要があります。

痛みが出る(折れる)前に、角に気づいたら歯科医と相談してみてください。