母と子の歯育て 3 妊娠期(2)

妊娠初期には赤ちゃんの歯の芽ができ始めています。

赤ちゃんの歯は、お母さまのおなかの中にいる時に発育が始まっています。乳歯だけでなく永久歯の芽もでき始めています。妊娠7週目ころから乳歯の芽(歯胚)ができ始め、お誕生頃には永久歯の芽もでき始めます

 

丈夫な歯を作るにはお母さまが健康で、バランスの取れた食事を通して、お腹の赤ちゃんに栄養を補給することが大切です。
「積極的に取りたい栄養素」

「カルシウム」 赤ちゃんの骨や歯、血液、神経組織などを作るのに大事です。                乳製品、小魚、豆腐や大豆製品、海藻類、緑黄色野菜などに多く含まれています。

 

 

 

 

 

「りん」 歯の石灰化のために必要です。 米、牛肉、豚肉、卵などに多く含まれています。

「鉄分」 妊娠中は貧血になりやすくなります。貧血が続くとおなかの赤ちゃんの成長に影響します。

小松菜,ホウレンソウ、ヒジキ、レバー、赤身肉、かつお、ブリなどに多く含まれます。

 

 

 

 

 

「タンパク質」 歯を作るにはタンパク質がかかせません。 肉、魚、乳製品、大豆製品などに含まれます

「ビタミンA、C, D] 歯の栄養素になります