母と子の歯育て4 虫歯予防と歯並びの土台作りは0歳から

1)歯並びの土台は授乳から 歯が生える前に、あかちゃんがおっぱいを吸う動作が、唇や舌を使う筋肉を発達させ、その刺激であごも発達します。あごが発達することで歯が生えるスペースもできてきます。 授乳のための注意点は〇乳首をしっかり口に含ませ、お口全体を使えるようにします 〇あかちゃんの目を見ながら授乳します 〇哺乳瓶の場合は、乳首が劣化すると楽に飲めてしまうために、筋肉を発達させるために乳首はまめに取り換えます

 

 

 

 

 

 

2)乳歯は3歳頃までに生えそろう 生後7~8か月頃に初めての歯が生えてきます。1歳頃には上4本、下4本の前歯が生え、2歳6か月~3歳頃に奥歯も含めて20本の乳歯が生えそろいます。生える時期や順番には個人差があり、この年齢はあくまで目安です。

 

 

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乳歯は虫歯になりやすい

乳歯は永久歯に比べて、エナメル質(歯の表面をカバーしている固い層)が柔らかく薄いのでむし歯になりやすいのが特徴です。また、痛みも感じにくいので、気づいた時にはかなり進行していることもあります。

次回は歯磨きの仕方など説明させていただきます。