黒鯛（このあたりではチヌとよく呼びます）の「年なし（としなし、ねんなしと読みます）」を7月23日に釣り上げることができました。黒鯛は1年で体調12㎝、5年で26㎝、9年で40㎝と成長が遅い魚です。50㎝を超える魚体は何年生きているかわからないので「年なし」と呼ばれ、チヌ釣り師の勲章です。私はいつもチヌを狙って釣行しており、「年なし」は過去2008年9月に1匹釣っただけです。特に、ここ数年は通いなれた場所での生きたエビをまくエビまき釣りでは40㎝を超すチヌすら釣るのが難しい状況になっていましたので、今年の夏は、場所を変えての落とし込み釣りにチャレンジしていました。落とし
込み釣りを始めて4回目にこのラッキ-に恵まれました。縞模様も鮮やかな綺麗な魚体で、この日はメジャーも持っていなかったので、ハリスをチヌに沿わせてカットし、家に帰ってワクワクしながら計測。なんと52.5㎝ありました。感動です。ちなみにこの魚は逃がしてあげました。
こちらは落とし込み釣りで、別の日にキャッチしたキビレ（40㎝は超えた、こちらもキレイな魚でした）です。通りがかった釣り人が撮影してくれました。お礼に魚は差し上げました。お世話になり大変ありがとうございました。キビレはキチヌとも呼ばれ魚体はチヌそっくりです。腹びれ尾びれが黄色いこと、側線から上のうろこがチヌ5.5枚、キビレ3.5枚で見分けることができます。食味は共に白身の魚ですが、特に夏場はキビレが癖がなく美味しいといわれています。