うまく食べられますか?

咀嚼が不十分でも嚥下ができる食形態(ハンバーグやカレー等)が増えたことで現代人の咬合力や咀嚼力が低下しているとの報告があります。また、学校給食の現場ではあまり咬まないで牛乳で流し込む食べ方をする児童も多いと聞きます。

これらは一見困った問題ではなさそうですが、子供の頃に意識して咀嚼の学習をしていないと、将来、加齢によって廃用が進行すると咀嚼・嚥下障害をきたしやすくなる(オーラルフレイル)ことが危惧されています。

平成30年度からは子供の食べる機能等を評価(口腔機能発達不全症の評価)して指導、支援していこうという保険制度も発足しました。

 

お子様の「食べる」に困っている場合にはお近くの歯医者さんに相談してみてください。