口呼吸(1)

口呼吸のサイン(動物界のなかで口呼吸をするのはヒトだけだそうです)

「口が少し開き、唇が乾燥している」

「リップクリームをよく塗る(唇が乾燥してるため)」

鼻呼吸の重要性

鼻からのどまで(鼻腔)は外の空気を取り込む通路になっています。ここにはたくさんの繊毛がついた粘膜でおおわれており、通過する空気を温め、湿度を上げます。また、この繊毛が小さなごみや化学物質、細菌、ウィルスなどを絡めとって気管や肺まで届かないようにしています。さらに、扁桃腺やアデノイド組織がすり抜けてきた細菌やウィルスに対応(免疫反応)します。

このように「鼻腔」「超高性能なマスク」の役割を果たしています。

 口呼吸の人の場合、鼻呼吸の人に比べて明らかに健康リスクが高いと考ええられます。

 口呼吸は顔の形まで変えてしまうことがあります。「口呼吸顔」の典型はあごがない上顎前突です。また、姿勢が悪い人も多いといわれています。

 口の中にも問題を引き起こします。口の中が乾燥することでむし歯や歯周病(歯ぐきの病気)にもかかりやすいといわれています。

このような口呼吸の問題、どうすればいいのか?次回アップさせていただきます。

コロナウィルスによる肺炎も、今後どのように収束していくのかわかりません。健康に留意して乗り切りましょう